日本今昔小噺

日本人のルーツ
更新日:2019年3月30日
日本人は一体どこからやって来たのか、実は最近のDNAやゲノムなどの解析によって、だんだんと明らかになってきているようです。
縄文人の80%はアフリカ方面からカスピ海、モンゴル、サハリンを経由して北海道から南下して広がって行ったツングース系だそうです。
ツングース系東南アジア系
また、中東からインド、東南アジアを経由して沖縄から入ってきたのが10%ほど。
これらが混ざって縄文人が形成されました。

下の写真の左側がツングース系だそうです。
日本人に似てますね。

やがて弥生時代になると大陸から様々な民族が流れて行きますが、その中でもチベット方面から中国を経由して半島から日本に来たのがヤマト人。
これが天孫降臨なのかは定かではないですが、彼らは日本古来の民族を次々と征服して行き、日本全国を平定してしまいました。
日本人のルーツは朝鮮半島という説もありますが、朝鮮人は同じツングース系でもエヴェンキ族の系統なので日本人とは違います。

皇室を貶める意図はありませんが、ヤマト人は日本古来の原住民を征服しにきた侵略者なのかも知れません。
ヤマト人は熊襲、出雲、蝦夷などと敵対関係にありましたが、なぜか東南アジア系漁業民の隼人とは結びつきが強かったようです。

尚、現段階の研究で予測されている事なので、将来的には説が変わる可能性があります。
ゲノムの研究はあくまで指標にしか過ぎず、遺跡・古墳・刺青など様々な視点から分析されていかなければなりません。
ヤマト人は中東の文化を持ってきたと言われ、ヤマトはヤフェトがもじったという説もあったり、皇室が所持する八咫鏡にヘブライ語が書いてあるなどの話もありますが、現時点では確たる証拠がないので信じないように。



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