タカマガハラはどこ?
更新日:2019年4月4日
ヤマト人が九州に渡ってすぐに日本平定を始めたかと言うと、そうでもなくて、暫くはタカマガハラ(高天原)という処に集落を形成していたようです。
では何処にタカマガハラがあったか?というと非常に難しい。

この図は、日本古来から出雲地方を統治してきた一族の家系図ですが、アマテラスオオミカミはアメノフユキヌと同じくらいの年代っぽいです。
これを見ただけでも日本古来からの民族が土地に根差していたかが伺えます。
スサノオノミコトが追放された根の国は、鳥取~福井辺りではないかと言われています。
また、アマテラスオオミカミの命により、孫のニニギノミコトが天孫降臨する地はヒムカ(日向)といい、今の宮崎県日向市の近辺で間違いないでしょう。
と考えると、タカマガハラは阿蘇山の辺りだったんじゃないか?と消去法で思う訳です。

ただ、ヤマト人は阿蘇山を神格化していただけで、阿蘇山には住んでいなかった可能性もあります。
これに関しては遺跡も何も出てきていないので、正直ファンタジーと思うしかありません。
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