2018年2月12日
群馬県渋川市は聖酒造を訪ねました。
代表銘柄は「関東の華(かんとうのはな)」。

創業天保12年。
赤城山の麓に江戸時代に建てられ、
その柱は当時からの物を使用しており、
天保蔵と呼ばれています。

酒米は、山田錦、五百万石、若水、舞風、渡舟
などを使用しています。
タンクは、ホーローが5本に加え、
平成28年にサーマルタンクを4基導入したとのことです。

仕込み水は、赤城山からの井戸水を100%使用。
とても柔らかく口当たりの良い軟水でした。
聖酒造のお酒は全てこの水で造られているそうです。

船場は昭和30年頃建てられたとのこと。
こちらでお酒の絞りを行っています。

火入れは、機械によるパストライザーに加え、
このような舟で手作業を行っています。
火入れの度に温度を上げ、ゆっくりと冷ますので、
途方もない時間と手間が掛かるそうです。
こういう処に聖酒造さんのこだわりがあるんですね。

小規模蔵ながら、7代目の先代と8代目の若き社長と共に、こだわって造りを行っている蔵でした。
近々、酒蔵の改修が行われるということで、
暫く酒蔵見学ができなくなるとのこと。
その前に来られてよかったです。
今後益々のご清祥をお祈りしたいと思います。

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